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ブログ | 2020年01月14日

Blue Prism DX の旅 第1回 - File Management - JP(日本語版)

Table of Contents

Blue Prism DX の旅では、Blue Prism の活用を高度化し、他ソリューションとの連携を容易にする Blue Prism DX のアセット群の中から、特に有用とみられるものをピックアップして解説いたします。

第1回は、Utility - File Management を日本語化し、複数の文字コードに対応したFile Management - JP(日本語版)を紹介いたします。

File Management - JP(日本語版)

File Management - JP(日本語版)は、Blue Prism DX内の以下のURLからダウンロードできます。

https://digitalexchange.blueprism.com/dx/entry/3439/solution/file-management---jp

Blue Prism DXとは何か?」という方は、以下の記事を参照ください。

Blue Prismオンボーディング〜はじめよう!Blue Prism〜第6回Blue Prism Digital Exchange(DX)から部品をダウンロード

File Management - JP(日本語版)の概要:文字コードを指定する

File Management - JP(日本語版)の概要は以下の通りです。

Utility - File Managementはファイル操作を行う上で有益な機能を提供しているが、日本語などマルチバイト環境においては、文字化けを起こす可能性がある。そこで、このVBOでは、文字化けを防ぐためにテキストの書き出しや読み取り時に文字コードを指定可能なアクションを追加した。また、日本語環境下での利便性を向上するために、アクションの名前と概要を日本語化した。

実際、もともとのUtility - File Managementでは、以下のアクションにおいて文字コードを指定することができず、UTF-8以外の文字コードのファイルの入出力を行うと、文字化けが起きてしまう可能性があります。

  • Append to Text File
  • Read All Text from File
  • Read Lines from File
  • Write Text File

これらの問題点を克服するために、アクションの引数に文字コード(Encodeを追加し、文字コードを明示的に指定できるアクションを追加しました。

文字コードは、”shift-jis”といった形式で指定します。

詳細は、以下のURLを参照ください。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/api/system.text.encoding.webname?view=netframework-4.8#System_Text_Encoding_WebName

File Management - JP(日本語版)の概要:アクションと概要の日本語化

Utility - File Managementはすべて英語で記載されていますが、プロセスを記述する際にVBOのアクションを指定しようとすると、可読性が劣るリスクがあります。

このリスクを回避するために、File Management – JP(日本語版)では、ページ情報を日本語化しています。

これにより、プロセスを記述する際の可読性が向上します。

また、プロセスを記述する際の可読性が向上するだけでなく、APIドキュメントの可読性も向上しています。

まとめ

  • File Management – JP(日本語版)は、Utility - File Managementに文字コードを指定可能で、文字化けを回避可能な4つのアクションを追加しています。
  • File Management – JP(日本語版)は、アクションの名称と概要を日本語化しています。

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