Blue Prismに寄せられることの多い質問とその回答を以下に示しています。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
RPAソフトウェアは「ソフトウェアロボット」で構成されており、多数のデジタルワーカーが連携してデジタルワークフォースが形成されます。人間の作業と同じように、共通のプロセスや複雑な業務プロセスやタスクを実行するようにプログラムすることができます。
インテリジェントオートメーションとは、デジタルワーカーがより高度なスキルを発揮できるようにするために統合された自動化技術の集合体です。RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)から発展したデジタルワーカーは、自動化に使用される基本的なスキルを備えています。インテリジェントオートメーションは、デジタルワーカーが人工知能(AI)や機械学習(ML)、文書の読み取りやルールに基づいた考え方や判断の実行、高度な分析やコグニティブなどの高度なテクノロジーやスキルの統合を容易にします。Blue Prismはインテリジェントオートメーションを通じて、24時間体制で毎日タスクを実行し、ビジネスプロセスを管理できるエンタープライズ品質のデジタルワーカーを提供します。
Blue Prismのインテリジェントオートメーションプラットフォームは、人間とデジタルワーカーに、AIや機械学習、OCR、コグニティブなどの技術を操作できるように連携します。ビジネスユーザーは、完成された自動化のためのエコシステムであるBlue Prism Digital Exchangeからアプリケーションを選んでボタンをクリックするだけで、デジタルワーカーのスキルを即座に強化できます。
デジタルワーカーとは、学習により1つ以上のタスクやプロセスを実行できるインテリジェントオートメーションソフトウェアのコンポーネントのことです。Blue Prismのデジタルワーカーは、人間と同じように考え、学び、働きながら、人々とテクノロジーを結び付けます。また、簡単にAIその他のテクノロジーを活用できるようにすることで、企業全体のデジタルトランスフォーメーションを推進する、複雑なエンドツーエンドのアクティビティを実行できます。
それは考えない方がいいかもしれません。
適切に回答していないように聞こえるかもしれませんが、このことは重要な点を示しています。Blue Prismでは、オートメーション(実行しなければならない仕事)とデジタルワーカー(その仕事を行うツール)を明確に区分しています。次の点を考えてみれば、お分かりいただけると思います:1つのことにしか対応できないデジタルワーカーはあまり役に立ちません。Blue Prismのアプローチでは、マルチスキルのデジタルワーカーを導入することで、インテリジェントオートメーションを実現しています。
はじめに
背景を調べるとオートメーションは基本的に次の2つの要素で構成されています:
ビジネスロジック:スタートから有用なアウトプットに至るまでの論理的なステップを定義します
アプリケーションインタラクション:インテリジェントオートメーションプラットフォームが各対象アプリケーションと連携する方法を定義します
Blue Prismは、次のグラフィカルワークフローを使用します:アプリケーションのインタラクションワークフローは「オブジェクト」、ビジネスロジックのワークフローは「プロセス」と呼ばれます。ワークフローは両方ともデジタルワーカー向けの指示のようなものです。ワークフローはプロセスの読み込みから始まり、プロセスは必要に応じてオブジェクトを呼び出します。デジタルワーカーが、呼び出したすべてのオブジェクトを実行してプロセスの最後に到達すると、オートメーションは完了します。
オートメーションの構築では、次の3つのことが必要です:
まず、実行させたいアプリケーションについてBlue Prismに学習させます。この学習は、Blue Prismにアプリケーションを見せて、様々なフィールドやボタンなどをクリックするという簡単な方法で行います。このアクティビティは「モデリング」と呼ばれます。
次に、ドラッグアンドドロップ型のエディターを使用し、ログインや読込、保存や終了など、アプリケーションで実行する各アクティビティのワークフロー図を作成します。各ワークフローのアクティビティは、必要に応じて拡大または縮小することができます。
最後に、同じドラッグアンドドロップのアプローチでプロセスを構築します。ワークフローのステップには、計算、意思決定、ロジックアクティビティ、またはオブジェクト内のページを使用するためのコマンドなどがあります。
これらの組み合わせには、コーディングや専門的な技術スキルは必要ありません。
現実的な考え方をする
インテリジェントオートメーションは驚異的なスピードで動作し、理想的な環境では20人分以上の働きをします。問題は、理想的な環境というものは存在しない、ということです。たとえば、入力データがない、間違っている、アプリケーションの反応が遅い、予期しない方法で反応する、といったことが生じます。オートメーションで対応できなければ、問題を解決するどころか問題が増えます。
Blue Prismでは、オブジェクトとプロセスに例外処理ステップを追加してこの問題を解決します。問題が発生した場合、例外処理からBlue Prismのデジタルワーカーに指示するこのステップをオートメーションに組み込むことが非常に重要になります。
これを行う方法は簡単です。最初にオートメーションの設計を始める際に、現在の手動プロセスで計画通りにいかないすべてのステップについても予め考慮しておくことです。新しいオブジェクトとプロセスにこれらの各ステップの例外処理を含めておくことにより、デジタルワーカーは机上の理論だけでなく、現実世界でも完璧に動作するようになります。
記録を管理する
記録の管理は、あらゆるビジネスにとって重要な課題です。スタッフが日常業務で忙しくてメモが取れず、貴重な情報が失われてしまうことがあります。
一方、デジタルワーカーは常に指示通りに行動します。Blue Prismでは、オートメーションで実行されたすべてのアクションを確実に記録、追跡管理し、安全で暗号化された監査証跡として保存できます。
オートメーションビルダーには、監査要件に対応する柔軟性がありますが、どのような条件の下でもリアルタイムで自動的に監査ログが生成されているため、企業にはデジタルワーカーが実行するすべてのタスクに関する完全な証跡が提供されます。
導入してみましょう
Blue Prismを使った自動化は簡単です。とはいえ、Blue Prismポータルアカウントで登録してご自身で確認なさることをお勧めします。Blue Prismトライアル/ラーニングエディションはDXから無料でダウンロードでき、ご自身のミニデジタルワークフォースをご体験いただけます。Blue Prism Universityの幅広い内容のインタラクティブな学習ガイドを活用すれば、すぐにオートメーションの専門家になれます!
2001年のBlue Prism創業時、人々が自動化を目指していたビジネス上の問題の種類は、AND、IF、OR、THEN、ELSEステートメントなどのロジックに依存していました。
現在のデジタルワークフォースは様変わりしています。Blue Prismのデジタルワーカーは人間と同じように働き、学びながら人とすべてのテクノロジーを結び付け、ますます複雑化するアクティビティをエンドツーエンドで実行し、企業全体のデジタルトランスフォーメーションを実現しています。
Blue Prismでは、持続的な成功と最適な成果を実現するため、デジタルワーカーに必要だと思われるインテリジェントオートメーションの6つのスキルを特定しています。これらのスキルには視覚的認識、知識とインサイト、学習、問題解決、プランニングと優先順位付け、コラボレーションが含まれます。詳細情報については、Digital Exchangeでご確認いただけます(ログインが必要です)。
Blue Prismのインテリジェントオートメーションは、次の点で差別化されています:
コンプライアンス対応
セキュリティとアクセスの制御
拡張性
パフォーマンスと安定性
自動化デプロイメントの方法論
インテリジェントな機能拡張
インテリジェントオートメーションとBPMは明確に異なります。
フロントからバックオフィスまで、企業のどの部分にも自動化できる可能性があります。
自動化する領域を特定しようとする場合、企業の各部門で自動化の可能性を判断するために、まずはトップダウン分析の実行から始めることをお勧めします。企業はBlue Prism Process Discoveryフレームワークにしたがって、一貫性のある強力なプロセス機会のパイプラインを開発できます。詳細については、当社のカスタマーポータルをご覧ください(簡単な登録が必要です)。
潜在的な機会を生みだし、パイプラインに供給していくには、対象となるビジネス領域を特定し、潜在的な機会を審査し、導入するタイミングの優先順位を付けることが重要です。プロセスディスカバリーフレームワークには、プロセスのトリアージ、評価、分析という3つの重要なステージがあります。
各ステージの主な優先順位は以下のとおりです:
プロセスディスカバリーに関する情報と導入のベストプラクティスをまとめた方法論をまとめたROM(ロボティックオペレーティングモデル)は、Blue Prismのカスタマーポータルにて提供しています(簡単な登録が必要です)。
自動化するプロセスが明確化したら、導入アプローチは6つの主なステージに分解できます:
特に「定義」のフェーズが重要です。これは、自動化するプロセスを正確に把握することで、構築フェーズが格段に容易になるからです。
Blue PrismのSuccess Acceleratorは、インテリジェントオートメーションのビジネス価値を最大化し、自動化プロジェクトを展開するのに役立ちます。
Blue Prismのロボティックオペレーティングモデル(ROM®)は、デジタルワークフォースをシステムに巧みに統合するために設計された、実証済みのステップバイステップ実装方法論です。お客様の短時間での規模の拡大や成長を目標としています。この実証済みの戦略は、企業全体のトランスフォーメーションと自動化プロジェクト CoE(センターオブエクセレンス)の編成をサポートする7つの基盤に基づいて構築されています。
自動化プロジェクトチームの構成は、自動化対象タスクの規模や拡張性によって異なります。ただし、すべての自動化プロジェクト CoE(センターオブエクセレンス)チームが持つべき重要なスキルもいくつかあります。これらのスキルは、個別の役割として実行されれば足りる場合もありますが、1人が複数の役割を担わなければならない場合もあります。さらに、これらの役割をパートナーが担う場合もあれば、社内の人材が担う場合もあります。
多くの場合、導入初期にはデベロッパーやプロセスコントローラーなど複数の役割を1人が兼任することがあります。チームが進化し成長するにつれ、プロセス定義のみを行うアナリストなど、スキルに特化した役割が求められるようになります。
それは社内で確立しているスキルや体制、目標によって変わります。Blue Prismでは、オートメーションを社内に構築できるチームをすばやく立ち上げるための基本トレーニング、サポート、メンタリングといった幅広いサービスの提供から、合意したサービスレベルの範囲のビジネス成果の実現まで当社が責任を持って行うフルターンキーパッケージまでご用意しています。Blue PrismのSuccess Acceleratorは、5つのパッケージからお選びいただけます。
これはジャーニーをどのように開始し、構成するかによって異なります。プロセスについては以下の点を考慮します。
他のエンタープライズソフトウェアアプリケーションと同様、開発ライフサイクルに従うことが重要です。
たとえば、開発したプロセスを本番環境で使用する前には検証を行うことが求められます。
Blue Prismでは、開発環境、テスト環境、本番環境という3種類の環境を使用しています。このアプローチでは、堅牢で目的に適したプロセスが保証されるだけでなく、任意の環境でプロセスを作成/編集したり、特定のステージから次のステージに移行したりできるユーザーを制限することで、職務を分離し、セキュリティモデルを強化する機会が提供されます。
Blue Prismは、ユーザーインタフェースであらゆるアプリケーションと連携できます。このソリューションには、アプリケーションを自動化するための各種ツールが用意されており、Webサービスを公開して使用する機能も含まれています。また、Digital Exchangeから事前に開発されたインテグレーションやスキルを入手することにより、補完的なテクノロジーを幅広く活用できます。
Blue Prismは柔軟性が高く、オンプレミス、クラウド、ハイブリッドなど、いくつかの方法で導入することができます。また、完全集中型の統制モデルで単一インスタンスとして導入できるほか、インフラが複数のデータセンターに分散して存在する連合モデルで導入することもできます。
このことはBlue Prismが企業ユーザーの多様なニーズのうち、最も厳しい要件も満たせることを意味しています。
Blue Prismでは基盤となるシステムを変更しないことを重要な設計ポイントとしています。これは、多くの場合、作業が複雑で費用がかかるためです。Blue Prismは、基盤となるシステムに影響を与えないさまざまなテクニックとインタフェースを使用して、抽象化されたレベルでデータを収集し、プロセスを統合します。
企業ユーザーにとってセキュリティは最重要課題であり、Blue Prismではこの点を念頭に置いて、安全で制御された大規模展開に対応するレジリエントなデータセンターソリューションを提供できるような設計を行っています。Blue Prismの監査機能は常に記録状態であり、様々な規制がある業界にとっての重要なコンプライアンス要件、行為の否認不可性を確実にサポートします。
Blue Prismは、オートメーションを制御および監視するための一元的な指揮統制型の機能を提供しています。
日常業務の運用環境では、企業全体のデジタルワーカーの制御、監視、およびスケジュールが可能で、これらはすべて標準機能として提供しています。
Blue Prism Universityは、企業、製品、導入手法について、すべての段階を通じてクライアントやパートナーをサポートし、教育するための無数のコースやモジュールを提供しています。Blue Prismのトレーニングはオンラインで提供されており、Blue Prism LMSシステム経由でご利用いただけます。
Blue Prism認定トレーニングパートナー(ATP)より、柔軟性の高い、ロールベースでカスタマイズされた、一般向けトレーニングおよびプライベートトレーニングが提供され、受講者は業界最高の認定資格を取得する準備ができます。講師によるトレーニングコースは教室で、または仮想環境で、どこでも受講できます。
世界的に認められているBlue Prismの認定資格を取得することで、学習者は、特定分野での勤勉な学習と実地経験を通してスキルを磨いてきたことを証明することができます。Blue Prism Universityは、重点分野別、スキルレベル別の認定プログラムを提供しています。Blue Prism Professional認定試験は、ピアソンVUEのサイト(https://home.pearsonvue.com/blueprism)でご予約いただけます。
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