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千葉銀行 顧客の銀行取引に関連するデータを管理するために、堅牢で保守性の高いデジタル ワーカーを活用

DX戦略を重要課題のひとつとして推進している千葉銀行では、デスクトップ型RPAだけでの活用に課題があり、サーバー型RPAとの併用を決断。組織の戦略を実現する、大規模な業務自動化にSS&C Blue Prismのエンタープライズ向けインテリジェントオートメーションを活用しています。

経済産業省が定めるDX(デジタル トランスフォーメーション)認定制度に基づく「DX 認定事業者」の認定取得をしている千葉銀行。同行では、2020年度から開始した中期経営計画において、「DXにより銀行そのものを変革する」という戦略のもと、「銀行内部で発生する紙と印鑑を0にする」ことを目標の1つとして掲げています。

デジタル戦略の一環として、2015年頃から進めていたペーパーレス化の取り組みもあり、自動化の前提条件が整っている中、2018年からデスクトップ型RPAを導入して、本部での管理業務の自動化を開始しました。

同行では、銀行内で最も業務量の大きな「顧客データの更新」をデスクトップ型RPAによって自動化するには、信頼性やセキュリティが十分でないと考えていたため、自動化の対象を一部業務にとどめていましたが、実際にRPA化を進めていくなかで「お客様の銀行取引に係るデータ」の管理にRPAを適用したいというニーズが多数挙げられるようになりました。

そこで、2019年9月から数社のサーバー型RPAを対象に、PoC (Proof of Concept : 概念実証) を開始し、将来的に規模が大きくなってもメンテナンスが容易にできることやデジタルワーカーの動作記録を完全に保管できること等を評価ポイントとして選定した結果、12月にSS&C Blue Prismと既存のデスクトップ型RPAとの併用を決定しました。

2022年6月時点で18ライセンスを導入し、約70の業務で、300のプロセスと300 のオブジェクトを運用しています。

2020年4月から始まった3年間の中期経営計画において掲げた「年間30万時間分の業務量削減」という目標に向けて、RPAを活用した業務改革を進めており、約2年半が経過した2022年6月時点でおよそ年間25万時間分の業務量削減に成功しています。

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