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Loadsmart社、RPAにより運用上の無駄を削減し、80万ドルを節約

80万ドル 年率換算の節約コスト
自動化の価値を早期に実現
29.63% 貨物単位の平均利益率低下を抑える

"私たちは、より少ないリソースでより多くのことを行うことを目指していますが、目まぐるしく変わる事業環境下でプロジェクトを成功させるためには、堅牢な基盤が必要不可欠です。
SS&C Blue PrismのROMを採り入れたことにより、持続可能で拡張性に富んだ自動化プログラムの基盤を確立することができました。”

Justin Berrett(ジャスティン・ベレット)氏

Loadsmart社 最適化担当ディレクター, LinkedIn

Best Newcomer 2023

Loadsmart社は、より少ないリソースでより多くのことを行うことを使命にしています。

同社のプラットフォームは、データドリブンの洞察、リアルタイムな価格設定、動的ルーティングにより、物流ルートを最適化します。業界が直面する課題解決のために、荷主、運送業者、倉庫がより少ないコストでより多くの搬送が行えるように支援しています。

同社は単に顧客満足を追求するだけではなく、インテリジェント オートメーションによって、業務の最適化と無駄の削減も実現しました。その結果、2023年にSS&C Blue Prism Customer Excellence AwardのBest Newcomerとして評価されました。 


課題

Loadsmart社の顧客は、燃料費の高騰や積載量の制限、政府規制といった様々な事業課題に直面しています。同社は、それらの顧客課題を解消するために、配送方法の最適化を支援しており、そのためには、業務の効率化が不可欠です。

Loadsmart社の最適化チームは、インテリジェント オートメーションを、同社の業務を支える堅牢な技術資産に加えるべき重要なテクノロジーであると認識していました。しかし、新しいテクノロジーの導入には厳格な審査プロセスが設けられているため、チームは最初に社内の業務部門にインテリジェント オートメーションの利点を説明することから開始しました。

さらに、最適化チームは編成されて間もなかったため、チームの規模を拡大していくことも必要としていました。

ソリューション

Loadsmart社は、ビジネス全体の効率性を高めるためにSS&C Blue PrismのパートナーであるReveal Groupと提携し、SS&C Blue Prism Cloudを導入しました。
Reveal Groupは、Loadsmart社の輸送管理システム内のデータ検証プロセスを自動化する概念実証(PoC)において、インテリジェント オートメーションの能力を実証しました。
PoCを成功させた後、最適化チームは、意思決定プロセスにさまざまな利害関係者を参加させて、期待値と現実的な目標を設定するなど、積極的に新しいプログラムを推進しました。

チームは自動化プログラムのための適切なガバナンス体制を整備するために、SS&C Blue PrismのROMにあるフレームワークと成熟モデルを活用して、センター・オブ・エクセレンス(CoE)を確立しました。
Loadsmart社は、ひとつの自動化を稼働させてから次の自動化を展開するまでのダウンタイムを回避するために、十分に吟味された自動化対象業務のパイプラインを準備しておくことが重要であることを認識しています。
対象業務を把握し、関係者と定期的なコミュニケーションを図りながら、開発したひとつの自動化を、同様のタスクを行っている他の業務部門にも適用するタイミングを検討しています。KPIによる目標の設定だけでなく、自動化したそれぞれのパフォーマンスを評価し、収集したデータを次の自動化開発に役立てています。また、データは経営陣とも共有され、自動化プログラムへの支援強化を促すためにも活用されています。
このプロセス評価と一つの自動化プロジェクトの成果を別のプロジェクトに適用する方法は、自動化プログラムの迅速な展開に貢献しています。

Loadsmart社は、収集したデータを元に自動化プログラムに注力して無駄を減らし、利益を最大化させるためにも用いています。

導入から僅か6か月間で6業務の自動化を実現しましたが、ほぼすべてが優れた顧客サービスを維持しながらコストを削減し、収益性を向上させることを目的としています。
また、運送業者への集荷前のメール送信を自動化して各運送業者の配送可否を確認できるようにしたことで、積荷当たりの平均マージン減衰を約30%削減し、年間648,000ドル相当を節約しました。

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