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H&R Block社、AWS上に展開したインテリジェント オートメーションにより業務量の急増に対応
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"自動化プログラムを展開した結果、業務効率が向上し、従業員の労働時間を削減することができました。従業員が『より良い方法を見つける』という当社の中核となる価値観に沿って考え、行動する時間が得られたことを誇りに思います。"エドウィン・ダグラス氏 Vice President for Transformation and Shared Services, Equinix社
Equinix 社は、世界規模で展開するデジタルインフラストラクチャ企業です。248 のデータセンターは 6 大陸、32 か国、71 の大都市圏にあります。この規模で事業を運営するには、最高の効率を発揮しながらビジネスを運営する必要があり、インテリジェント オートメーションは、同社のデジタルトランスフォーメーション戦略の重要な要素となっています。4 年前、Equinix 社は SS&C Blue Prism のパートナーである WonderBotz の支援を得て、同社ビジネスの主要な9分野にデジタルワークフォースを配置しました。近年、その取り組みは成果として表れており、SS&C Blue Prism から Global Transformational Excellence アワードが授賞されています。
Equinix 社は、エコシステムの実現と相互接続されたデジタルインフラストラクチャの提供に重点を置き、世界のデジタルリーダーを支援しています。同社は、自社のデジタルトランスフォーメーションにも注力し、「有言実行」していくことが重要だということも認識していました。企業価値の中核は「より良い方法を見つける」ことですが、多くの従業員は手作業で反復的な作業に追われ、日々の業務について戦略を考える時間を持つことができませんでした。 Equinix 社は、作業に費やす時間とリソースを削減することで生産性の向上とコスト削減の実現を目指しました。
Equinix 社は、WonderBotz と協力し、SS&C Blue Prism のインテリジェント オートメーションを導入・展開しました。同社は、従業員のスキル向上と、組織全体で継続的なイノベーションと学びの文化を生み出すことに投資を行ってきました。Equinix 社の「デジタルアクセラレーター コミュニティ」では、従業員がスキルセットの向上と、新しい形でどのようにビジネスに貢献できるか考えることに時間を費やしています。
同社は、継続的な改善がデジタルトランスフォーメーションを加速する鍵であると信じています。 Equinix 社の印象的な成功例は、エンド ツー エンドで自動化されたソース ツー ペイ (S2P: source-2-pay) プロセスの自動化です。
毎年 30 億ドルの発注が処理されています。発注書が S2P のプロセスに投入されると、Simba, Genie, Stella, Frank と名付けられたデジタルワーカーが互いに連携しながら処理を開始します。
まず、デジタルワーカー [Simba] がリクエストを受け取り、発注書を作成します。S2P のデジタルワーカー [Genie] は発注書を受け取り、検証します。[Genie] は、期限切れの注文をクローズし、6,000 人を超える世界中の申請者からのメールによる請求書の問題解決もサポートします。[Stella] は、AI-OCR 機能を使用し、複雑な注文データを明確で有用な情報に変換し、一致する注文明細を識別します。最後に [Frank] が業者、従業員、会社間の支払いの 98% を実行します。このように、デジタルワーカーがチームワークで業務プロセスを処理することで、同社のファイナンスチームは作業にかかる時間を減らし、問題解決と戦略的な取り組みに集中できるようになりました。
また、これらの改革により、データの精度の向上、エラーの減少、さらに Equinix 社が、より迅速に取引先に支払えるようになりました。Equinix 社はインテリジェント オートメーション プログラムにより、およそ 700 万ドル*の運用コストを削減しました。削減されたコストは、ビジネスと従業員体験を向上させる戦略的な取り組みに投資することができるようになりました。また、同社は革新的で生産性が高く、熱心な従業員を育成し、推定 175,000 時間のを従業員に還元することで、従業員がスキルセットの向上と新しい形でのビジネスへの貢献に集中できるようにしています。
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