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自動化プロジェクトを成功に導くロボティックオペレーティングモデル(ROM)で
自動化を拡大し、未来を見据えたワークフォースを編成
【2021年9月2日】インテリジェントオートメーションのグローバルリーダーであるBlue Prism社(AIM: PRSM、本社:英国ロンドン、CEO:ジェイソン・キングドン、日本法人Blue Prism株式会社、本社:東京都港区、社長:長谷 太志)は、世界有数の保険会社の1つであるチューリッヒ保険が、Blue Prismの新しいロボティックオペレーティングモデル(ROM)により、AIを活用したインテリジェントオートメーションを大規模展開し、常に変化し続ける職場環境に適したスキルを従業員に提供することで、大きな成果を実現していることを発表しました。
大規模で複雑な事業を展開するチューリッヒ保険は、自動化の取り組みの重点を見直し、長年にわたる開発によって複雑化したシステムを合理化しました。未来を見据えたデジタルトランスフォーメーションの重要な鍵となったのは、経営幹部によるトップダウンでの賛同でした。
2018年、チューリッヒUKは、同社の業務モデル刷新と適切な業務の自動化を迅速に実現するために、継続的改善チームと自動化チームを統合しました。また、業務部門がサイロ化することを避け、3つの部門が新規開拓業務を、1つの部門が独立採算に特化した業務に注力しました。
このような変革によって、チューリッヒUKでは全社的に自動化の比率を急速に高めることに成功し、68のデジタルワーカーが140の業務プロセスを実行し、同社業務の85%を支援しています。システムを刷新した翌年には、デジタルワーカーによって、88,583時間もの業務時間が削減されました。
未来のワークフォースを育成するために、チューリッヒ保険では業務効率化のための変革に熱心な従業員が参加する自動化アカデミーを設立しました。アカデミーを修了した従業員は、デベロッパーまたは業務自動化の支持者として積極的に活動し、自動化の機会を見つけ、社内から将来の変革を形づくることを支援します。
チューリッヒ保険の継続的改善および自動化マネージャー、スティーブン・アルドレッド氏(Stephen Aldred)は次のように述べています。「どのような形であっても自動化で成功を収めるには、人間的な要素を理解する必要があります。従業員が自動化を恐れる理由と、必要なトレーニングを理解しなければなりません。当社のCEOは、ワークフォースを持続可能にすることに熱心です。私たちは、当社が実現した自動化アカデミープログラムに大きな誇りを持っています。現在では、当社の経営幹部は、誰もが担当業務の課題として自動化を掲げています」。
アカデミーの拠点拡大を求める声が高まるなか、同社では、すべての業務部門に少なくとも1つ以上の自動化相談窓口の設置を目指しています。これにより、業務部門の特定の要件に基づいた自動化を短期間で実現できるようになります。
Blue Prismでは、チューリッヒ保険でのROMの取り組みと並行して、AIを活用してデジタルワーカーの能力を継続的に高めています。企業はこの能力によって、自動化の作成や自動化範囲の拡大、人間とデジタルワークフォースのインテリジェントな連携を短期間で容易に実現するだけでなく、最も重要なこととして、インテリジェントオートメーションの全社的な展開を推進できるようになります。
Blue PrismでAIおよびイノベーションの責任者を務めるエリック・タイリー(Eric Tyree)は、次のように話しています。「チューリッヒ保険は、経営幹部がトップダウンでインテリジェントオートメーションに賛同し、ワークフォースについての明確なビジョンを持つことで何が実現できるのかを示す優れた例です。堅牢で俊敏性の高い、継続的に改善されるロボティックオペレーティングモデルによって、チューリッヒ保険は、競争が激しくなる将来の環境に対応できる体制を十分に整えることができました」。
※当報道資料は、2021年8月19日(現地時間)に、英国ロンドンにおいて発表されたプレスリリースの抄訳です。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先いたします。予めご了承下さい。
SS&C Blue Prismは、組織が抱える課題の解決を支援します。私たちが提供するインテリジェント オートメーション プラットフォームは、セキュリティとガバナンス、堅牢性と俊敏性を備えています。サイロ化した業務プロセスを可視化し、人が処理していた業務をデジタルワーカーに任せることが可能になります。私たちは人とデジタルワーカーの協働を通じて、組織が継続的に成長するための経営基盤の強化を実現します。
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