事例
日本アイ・ビー・エム株式会社:AIやCloud等を組み合わせた自動化推進に取り組み、部門全体のプロセスを変革
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人事部(HR)は、組織内でコンプライアンス対応や調整役として重要な役割を担っています。そして、多くの組織では、以下の事柄などをおろそかにすれば、さまざまな問題、リスクが発生する可能性があるため、人事部はまずは「守り」を固めるのに多大な努力を払っています。
基礎を固める戦略は上記のような懸念事項の改善には役立ちますが、今後組織にとって真に必要なことは、先手を打って競争力のある選択肢を提供する人材採用戦略です。各部門からの要求に沿って最適な人材を採用することももちろん重要ですが、人事部がそれ以上の価値をもたらすためには、経営陣に向けて、組織が高い品質で業務を遂行するための具体的な選択肢の提示が求められます。
膨大な量の業務を抱えつつ、変化に応じて迅速に対応するための組織戦略を立案しなければならないマネージャーに対して、人事部は、従来の契約社員、フリーランス、外部委託・マネージドサービスプロバイダーに加え、デジタルワークフォース(「ロボット」)など、新しい選択肢の提示が必要です。
デジタルワークフォース(または「ロボット」)
製造業では、物理的なロボットを活用し作業を自動化することで、コスト削減だけでなく品質向上の面でも大きなメリットを受けています。デジタルワークフォースの活用によりメリットはより大きくなる可能性があります。従業員は、レガシー化したシステムや複雑な業務ルールのために、いくつもの手作業や繰り返し作業を担っていますが、一般的にはこのような種類の仕事を好む方は多くはありません。デジタルワークフォースは、繰り返し作業を意に介さないばかりか、むしろ得意としており、均一の品質で業務を遂行します。新入社員の受入れなど、一度に業務量が増大する作業も、迅速かつ正確に行うことができます。さらに、デジタルワークフォースは、動機付けや休憩も不要で、Blue Prismに搭載されているスケジュール機能を活用すれば、24時間 x 365時間、1業務だけではなく複数の業務を実行し続けます。
デジタルワークフォースなどの新しい選択肢を提供することで、人事部は、経営陣にとっての戦略的パートナーとなることができます。デジタルワークフォースは、新たな競争力の源泉として、ビジネスの成長と顧客満足度の向上に寄与し、企業価値を高めることができます。
以下に、Blue Prismの事例の中から、人事的な観点での効果をいくつか紹介します。
春山 陽子 氏
日本アイ・ビー・エム 株式会社、Q2C オペレーションズ、オペレーションズマネージャー
玉村 章祐 氏
アビームコンサルティング株式会社 経営企画グループ 財務経理ユニット シニアマネージャー
既にデジタルワークフォースと人事戦略の一環として導入し、効果をあげている企業は増えています。ご担当者の方は、是非導入をご検討ください。
※当ブログは、2020年3月31日公開の”Transforming HR with a Digital Workforce”(英語)を翻訳し、日本市場向けに加筆・改編したものです。
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