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Proximus、デジタルワーカーを採用して従業員の生産性を向上

スタッフの士気の向上 デジタルワーカーが繰り返し作業を代行
150,000 年間の請求書スキャン件数
拡張性 企業全体で65台のデジタルワーカーを運用
"これにより手動で行う繰り返し作業を自動化し、デジタル業務をすばやく最適化して、処理の正確性を高めています。"
Geert Goethals Director, IT Solutions Team

Proximusはベルギー最大の通信事業者で、500万人以上のモバイルユーザーと200万人以上のインターネットユーザーにサービスを提供しています。Proximusは高い顧客満足度を誇りにしている一方、従業員の満足度も高めたいと考えていました。この通信事業者は破壊的イノベーションを引き起こす、デジタルディスラプターとしての地位をすでに確立しています。今回、ProximusではBlue Prismデジタルワークフォースを導入して従業員の生産性を向上させ、日常の繰り返し作業を支援することになりました。

課題

デジタルディスラプションに対して革新的なアプローチを取ってはいるものの、Proximusでは多くの通信事業者で一般的な日常業務を行っていく必要もあります。たとえば、毎月数十万件の請求書を発行するために計算処理を行い、送信する必要があります。これら請求書の多くは自動的に処理されていますが、手作業によるチェックが行われることもあり、そうすると従業員が他の業務に行えるはずだった時間を取られてしまいます。

同様に、企業全体で使用する複数のシステムで新しいテクノロジーを導入する際には、完全に文書化しておく必要がありました。ある事例では、新しいMX機器の追加に伴う資料だけで300ページ以上にも及びました。Proximusでは、こうした作業は避けられない必要な仕事ということは認識されていました。それでも、担当するバックオフィスのスタッフにとっては単調な作業で、従業員の満足度に影響を与えていました。

ソリューション

Proximusでは、繰り返し作業を担当する従業員の負担軽減に取り組み、請求書発行で経理部門を支援するためにデジタルワーカーを導入してインテリジェントな文書処理ソリューションBlue Prism Decipherを活用し、請求書からデータを識別して抽出できるようにしました。統合ソリューションでは、以前は経理部門が手動で処理していた15万件を超える請求書スキャンを処理できるようになりました。インテリジェントオートメーションは、企業間で顧客とサプライヤーの体験を向上させ、毎年1,000日分の時間をビジネスに還元しています。

業務面では、新たに導入された通信事業テクノロジーの従業員による文書管理をNadiaと呼ばれるデジタルワーカーが支援しています。Nadiaは文書の出力を標準化することでリードタイムを短縮し、エラーを発生させずにタスクを実行できるようになりました。これにより、Proximusの従業員は新しい機器の設定について全体像を明確に把握できるようになり、毎月90時間分の業務時間が還元されています。Proximusではインテリジェントオートメーションがもたらす多数のメリットを実感できたため、現在では65台のデジタルワーカーを企業全体に配置しています。

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